【防災士が教える】タワーマンション住人に必要な防災グッズリスト

タワマン生活

こんにちは、suzuです。

6月にタワーマンションに引っ越してから、初めて防災の日(9月1日)を迎えました。

私は防災士の資格も持っているので、この機会に改めて「タワマンの防災」について紹介します。

タワーマンションの防災マニュアル

タワーマンションの防災において最も大事なのが、住民は避難所に行かずに自宅に留まる(自宅避難)が推奨されていることです。

タワマンが地震や津波で倒壊の危険が少なく安全なおかげですね。

しかし自宅に留まるにしても、ライフライン(電気・ガス・水道・通信)のない部屋では、いつも通り暮らせません。

買い出しに行くにしても、エレベーターが止まっていると階段で重いものを持って高層階まで上がるのは大変です。

また、災害時は公的な援助が来るまでのあいだ(3日ー7日分)の備蓄が必要と考えられています。

したがって、ライフラインのない部屋で3-7日間暮らせるだけの備蓄を用意することが、タワマン防災では大事です。

タワーマンション住人に必要な防災グッズリスト

①簡易ポータブルトイレ

断水時でなくても、マンションは停電するだけでトイレが流せなくなります。

簡易ポータブルトイレを用意しておけば、凝固剤で排泄物を固め、手袋でゴミ箱に捨てられるので衛生的に使うことができます。

備蓄量の目安は、1日4-6回の排泄×人数×3-7日間(2人暮らしの我が家は50回分備蓄)です。

②水のいらない洗浄料

断水時は、水を使わない全身洗浄料があると清潔に暮らせます。

ドライシャンプー(水のいらないシャンプー)、全身用ボディシートなどがオススメです。

入院中や怪我など入浴できない時も重宝するので、あって損はないです。

③カセットコンロ/ガスボンベ

ガスや電気が止まってしまった時は、お湯の使用や食品加熱用に、カセットコンロ(ガスコンロ、ガスバーナー)とガスボンベを使います。

カセットコンロで有名なイワタニの「カセットフー エコプレミアム」は一般的ものと比べて同じ火力でのガス消費量が少ない設計であり、ガス量の節約に役立ちます。

もな
もな

1台あれば、冬の鍋料理にも使えるよ。キムチ鍋大好き!

ガスボンベの備蓄量の目安は、1日0.5本×人数分×3-7日間(二人暮らしの我が家は6本備蓄)です。

④懐中電灯/ランタン

夜間の停電時に備えて、人数分の懐中電灯を枕元に常に置いておきましょう。

2wayでランタンにもなるタイプだと、食事の際などに皆で持ち寄って部屋を明るくできます。

⑤ポータブル充電器

スマホなどのガジェット充電用に、手動で発電することができる手回し充電器を用意しておきましょう。

発電・充電の効率から言えばソーラーパネル付きのポータブル電源が理想的ですが、大きく重いため現実的ではありません。

⑥携帯ラジオ

インターネットが使用できない時に備えて、情報源として携帯ラジオを持っておきましょう。手回し充電器と一体化しているものだと充電がなくならずに使えます。

電気がない時におすすめの商品は、④懐中電灯/ランタン、⑤手回し充電機、⑥携帯ラジオがまとめて1つになった「MINIM+AID(ミニメイド)」です。

余談:MINIM+AID(ミニメイド)

上記防災セットには、ランタン/懐中電灯の2wayライトで、電池とUSB充電の両方に対応しています。

ランタンと懐中電灯の2wayライト

インターネットが使用できなくなった場合に頼れるのはラジオだけです。

⑦2Lペットボトル水

災害時に飲料水の確保は必須です。

我が家では1本(2L)×2人×1週間で約15本(30L)が常にあるように、普段からローリングストックしています。

新居に浄水器やウォーターサーバーを導入しなかったのは、このためです。

⑧パックごはん

⑨缶詰

さいごに

防災グッズの役割は、

災害時のみに使用する

から

普段使用するものを災害時にも利用する(ローリングストック法)

に変わってきています。

災害時に困らないような暮らしを普段から心がけたいですね。

タワーマンションに住んでいる方・これから引っ越す方は、これを機に防災について一度考えてみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました