【高配当株診断】三洋貿易(3176)は高配当株としてオススメ?株主優待もチェック!

医師による高配当株診断
もな
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こんにちはー!もなでーす!!

今回紹介する銘柄は東証1部上場企業の三洋貿易(3176)です!

三洋貿易HPより

株式投資は必ず個人の自己責任の下で行なってください.当ブログで得た情報により読者の皆様が被った不利益に対して,当管理者は一切の責任を負いません.

この記事はこんな人にオススメ!
  • 分散投資先を探している!
  • 卸売業セクターで高配当銘柄を探している!
  • 優良高配当銘柄の探し方を知りたい!

また銘柄分析にはこちらの動画を参考にしつつ,自分なりの基準も追加して判断しています.

両学長 リベラルアーツ大学より

どんな会社? 2021/12/15時点

会社概要

決算9月
設立1947.5
上場2012.10
特色ゴム・化学品商社。営業員の4割が技術系でメーカー機能も有す。自動車向け主軸。海外強化中
連結事業化成品35(6)、機械資材37(11)、海外現地法人27(4)、他0(-79)【海外】38 <21・9>
業種名卸売業
本社101-0054東京都千代田区神田錦町2-11
従業員<21.9>連442名 単241名(39.9歳)[年]‥万円
株式10/31 29,007千株
単位100株 [貸借]
時価総額 291億円
東経業種別時価総額順位化学 時価総額順位 74/156社
四季報より

マネックス証券「銘柄スカウター」から引用します.

三洋貿易(3176)は産業資材商社.化成品(合成ゴム,化学品・ファインケミカル),機械資材(産業資材/自動車用内装部品,機械環境,科学機器,マテリアル)を商材に,北米・中国・東南アジア・欧州との輸出入と国内販売.ゴム,化学品,機械・環境,産業資材,科学機器の5事業部門の輸入販売.主力は主要タイヤメーカー・工業用ゴム製品向け原材料,化学品/医薬中間体,造粒機.自動車内装部品等.売上構成は自動車関連40%,石油化学関連25%.資源・エネルギー開発,木質バイオマス機材,医薬中間体・原体,医療関連商材の新規ビジネス開発に注力.旧三井物産神戸支店社員有志により設立.2016年洸陽電機と業務提携.2018年木質バイオマス発電所で大日本コンサルタントと合弁会社設立.2019年OXIS Energy LTD(リチウム硫黄電池技術)と業務提携.2021年三洋テクニカルセンターを開設.

取扱商品

  • ゴム(合成ゴム,シリコーンゴム,熱可塑性エラストマー・樹脂,ゴム補強・充填材,難燃剤,ゴム特殊薬品,高酢酸ビニル含有EVM「グリーンエフェクト」)
  • 化学品(塗料・インキ,プラスチック,接着剤,医薬品,洗浄剤,化粧品・潤滑・放熱,土木・建築・建材,電材,畜産,接着機器,紫外線吸収剤,酸化防止剤・老化防止剤)
  • 機械・環境(ペレットミル/造粒機,木質バイオマス製品・関連機器)
  • 産業資材(本革シート表皮,シートヒーター・空調ユニット・ECU,ランバーサポート,センサー)
  • 科学機器(トライボロジー関連機器,試験機,測定機器,分析機器,ライフサイエンス機器,界面科学評価機器,医薬品分析器)
  • マテリアル(電子材料,食品添加物,医薬・医療,農薬,衛材,化粧品,ハウスホールド,香料,フィルム,プラスチック,ガス,染料,工業用洗浄剤)

大株主の属性とその構成比

株主名持株数(万株)・持株比率(%)
日本カストディ信託口283(9.7)
日本マスター信託口257(8.8)
東亞合成149(5.1)
三菱UFJ銀行113(3.9)
三井住友銀行113(3.9)
三井住友信託銀行113(3.9)
東銀リース112(3.8)
玉木廸109(3.7)
明治安田生命保険67(2.3)
三井住友海上火災63(2.1)
四季報より

持株数では日本カストディ信託口がトップです.ほかには信託銀行や大手銀行,保険会社がランクインしています.

投資のプロである機関投資家が上位にランクインしていることから,市場から一定の評価を得ていると考えてよいでしょう.

会社業績に関して

売上高

IR BANKより
  • 「会社がサービスや商品を提供することにより得た売上金額の総額」
  • 長期的に見てゆるやかに右肩上がりで,コロナショックの影響はほとんどなし

1株あたりの当期純利益(EPS)

IR BANKより
  • 「株主が投資した株式1株あたり会社がどれだけ利益を生み出しているか」
  • 売上高と同じようにゆるやかに右肩上がり

営業利益率

IR BANKより
  • 「売上高に対し,本業の業績によってどれだけ利益を生み出しているか」
  • 営業利益率1ケタ%だが右肩上がり
  • 化学業界で約160社中76位(2021年度)とやや上位ランクイン

自己資本利益率(ROE)

IR BANKより
  • 「株主が投資した資金から会社がどれだけ効率良く利益を生み出しているか」
  • 長期に渡って目安の10%オーバーであり,優良銘柄

財務状況に関して

自己資本比率

IR BANKより
  • 「企業の総資産に対して,返済の必要のない自己資本がどれくらいあるか」

有利子負債比率

IR BANKより
  • 「自己資本に対して,利息を支払う必要がある負債がどれくらいあるか」
  • 自己資本比率は70%近くまで上昇
  • 有利子負債比率は低水準
  • ネットD/Eレシオは△18.1%(2021年9月期)と実質無借金
【ネットD/Eレシオ】目安:低ければ低いほど○

D/Eレシオとは,単に有利子負債比率を%ではなく倍率で表したもの.これをさらに厳密にしたのがネットD/Eレシオであり,有利子負債から現預金を引いたものを自己資本で割ったパーセンテージで表します.

例えば有利子負債が100億円あったとしても,現預金が100億円あればすぐに返済できるため,財務的には実質無借金と判断できます.

つまりネットD/Eレシオが低ければ低いほど,さらにマイナスであれば,それだけ財務健全性が高いと言えます.

キャッシュフローに関して

IR BANKより
:営業活動によるCF「営業活動で入ってきた現金から最終的に残った資金」
:フリーCF「負債の返済や株主配当,設備投資など会社が自由に使える資金」
:設備投資「会社が成長し続けるために必要な設備に対する投資」
:現金等「いざという時の事業拡大や不景気時のための資金」
  • 営業活動によるCFが毎年きっちり黒字
  • ネットキャッシュは62億円,ネットキャッシュ比率は12.2%(2021年9月期)
【ネットキャッシュ】目安:60%以上

ネットキャッシュとは,現預金と短期保有の有価証券の合計から有利子負債を引いたもの.実質的な手元資金であり企業の金持ち度合いを表します.ネットキャッシュが多い企業は株主還元を増やせる余地が大きいと考えられます.

また一般的にネットキャッシュを総資産で割ったネットキャッシュ比率が60%を超える企業をキャッシュリッチ企業と呼んでいます.

配当に関して

配当政策

配当政策に関しては2021年9月期の有価証券報告書に次のような記載があります.

株主の皆様への利益還元を経営の最重要課題のひとつと考えています。長期にわたり安定した配当を行うことを基本方針とし、継続的な企業価値の拡大に向けた一層の経営体質強化とこれによる安定的な収益力の増強により、1株当たりの配当増額を目指して取り組んでいきます。

また、内部留保資金につきましては、将来の成長分野への戦略的な投資や今後の海外事業の拡大に活用していく方針です。

当期の期末配当金につきましては、1株につき20円とさせていただきました。すでに、2021年6月8日に実施済みの中間配当金1株当たり19円とあわせまして、年間配当金は1株当たり39円となります。

なお、当社は、法令に別段の定めある場合を除き、取締役会の決議をもって剰余金の配当を行うことができる旨定款に定めています。また、取締役会の決議によって毎年3月31日を基準日として、中間配当を行うことができる旨定款に定めています。

三洋貿易HP- 有価証券報告書- 有価証券報告書-第75期より

「長期にわたり安定した配当を行う」と抽象的な表現をしており,具体的な数字(配当下限や目標配当性向)を示していません.

なお,2021年9月期の決算説明資料には「中長期的な『一株当たり配当額』の増額に重点を置き,長期安定的な株主還元を行っていく方針」とあり,今後も増配が期待できそうです.

権利確定日 2022年現在

権利付き最終日

この日までに株を購入(約定)すれば,配当金を貰う権利を取得できます.

期末配当金2022年03月29日
中間配当金2022年09月28日

権利落ち日

この日以降に株を売却しても,配当金を貰う権利は取得したままです.

中間配当金2022年03月30日
期末配当金2022年09月29日

権利確定日

この日に株を保有していれば,配当金を貰う権利を取得できます.

中間配当金2022年03月31日
期末配当金2022年09月30日

一株配当

IR BANKより
  • 「株式1株あたりに支払われる配当金額」
  • 宣言の通り連続増配を続けている
  • 2022年9月期の予想配当は39円と維持

配当利回り

IR BANKより
  • 「株価に対して,どれだけ配当を受けることができるか」
  • 配当利回り3%台後半と高水準

配当性向

IR BANKより
  • 「会社が生み出した利益に対して,配当金がどれだけ支払われたか」
  • 配当性向は20%台であり,まだまだ増配できそうな水準

配当性向に関しては以下の記事が参考になると思います.

【高配当株診断】配当性向とは?高い方がいいわけではない?30%が適正と言われる理由!
はじめにこんにちはー!もなでーす!!今回は高配当銘柄の分析にあたり重要な指標である配当性向について説明していきたいと思います.配当性向とは配当性向とは会社が生み出した利益を株主にどれくらい還元してくれている...

PER・PBR

PER

IR BANKより
  • 「企業の利益水準に対して現在の株価が割高か割安か」

PBR

IR BANKより
  • 「現在の株価が企業の資産価値に対して割高か割安か」

2022年2月2日現在でPER 6.88倍,PBR 0.84倍,ミックス係数は5.78です.

過去10年間の推移を見ると割安な水準であり,購入OKなタイミングですね.

株主優待

三洋貿易(3176)は株主優待を出していません.

優待目的で投資する個人投資家は多いですが,私は株主還元はすべて現金で貰いたい派なので逆に好印象です.

総合評価

2021年9月期目安推移
売上高89,788百万円↗︎
EPS148.3円↗︎
営業利益率6.13%5%以上↗︎
ROE12.4%10%以上
自己資本比率67.5%40%以上↗︎
有利子負債比率7.09%100%以下↘︎
ネットD/Eレシオ△18.1%低いほど○↘︎
ネットキャッシュ比率(ネットキャッシュ)12.2%(6,220百万円)60%以上↗︎
営業CF2,259百万円
一株配当39円↗︎
配当性向25.9%40%前後

ここまで三洋貿易(3176)の銘柄分析をしてきましたが,ここで私の見解をポイントの形でまとめてみます.

  • 財務状況は堅実で実質的な無借金経営
  • 業績は右肩上がりで経営も好調
  • 得意とするゴムや産業資材を供給する自動車関連メーカーとの強固なコネクションあり
  • 新興国を含めた海外への取引拡大が今後の課題

これを踏まえて独断と偏見で三洋貿易(3176)を項目ごとに5段階評価してみます.

評価
会社業績4.5
財務状況4.5
キャッシュフロー4.0
配当4.5

過去10年間の株価の値動き

TradingViewより

三洋貿易(3176)の株価と日経平均株価を比較したチャートです.

「株価のチャート分析はおまじない」であり投資にあたり必要ないと思っています.チャート分析よりは企業分析の方がはるかに重要です.

ただ一時的な高騰時に高値つかみしないようにだけ注意しましょう.

まとめ

投資の世界には「卵は1つのカゴに盛るな」という格言があります.

高配当株投資では景気に左右されないように,セクターを分散したポートフォリオを組むことが重要です.

卸売業セクターで銘柄をお探しの方は三洋貿易(3176)への投資を検討してみてください!

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