こんにちは、suzuです。
私は、2021年に都心の中古タワーマンションを購入してリフォーム(リノベーション)して夫と二人暮らしをしています。
マンションリフォームは初めての経験だったので知らないことが多く当時は苦労しましたが、振り返ってみると1番参考になったは先人たちの実例ブログでした。
このカテゴリでは、これから中古マンションをリフォームしたい人に向けて、私も先人として有益な情報を紹介していこうと思います。
我が家のスペック
まずは参考に我が家のスペックを紹介します。
- 都心
- タワーマンション
- 築25年over
- 1LDK
- 約60平米
至ってありふれた一人暮らし〜二人暮らし向けのマンションです。
リフォームの費用、相場、予算について
マンションリフォームを始める前に絶対に決めたいのが予算ですよね。
予算はリフォームする範囲(水まわり交換だけなのか、壁を壊して間取り変更までするのかなど)によって変わるので、大まかでいいので範囲も決めておきましょう。
我が家の場合は、リフォーム範囲を「水まわり(キッチン、洗面台、お風呂、トイレ)の全交換とクロス・フローリングの張り替え」で、予算を「300万円」にしました。
設備のグレードやオプションについて
マンションリフォームの予算と範囲を決めたら、設備のグレードやオプションを追加したり削ったりして依頼する内容の詳細を決めていきましょう。
設備のグレードやオプション決めは、インスタグラムで情報収集したりショールームを実際に見学したりと、リフォーム工程の中で最も長く時間がかかりますが、夢が膨らむので最も楽しいところでもあります。
具体的な決め方としては、
- 予算オーバーでも絶対やりたいこと
- 予算に余裕があればやりたいこと
- 予算がかなり余っていればやりたいこと
のように、オプションに優先順位をつけて書類にまとめていくと情報共有しやすいです。
私はリフォームハイで2ヶ月間あれこれ悩みましたが、段々疲れてきて3ヶ月目でギブアップして最終決定しました笑
中古マンションリフォームでやってよかったこと・やらなくて後悔したこと【実例写真あり】には、我が家が最終的に選んだオプションをまとめてあるので、悩んでいる人は参考にしてみてください。
リフォーム会社の探し方、選び方について
マンションリフォームの依頼内容を決めたら、リフォーム会社をいよいよ探し始めます。
おすすめは「マンションのある地域」「リフォーム箇所」「リフォーム/リノベーション」で検索して会社のホームページを見てみることです。
ホームページには必ず事例写真と費用が掲載されているので、自分の希望するリフォーム内容が予算範囲内で出来そうか比べてみてくさい。
一括見積もりは手軽ですが、見積りを依頼する会社が増えれば増えるほどメール・電話の対応や現地調査のアポ取りが大変になるので、私は一括見積りをおすすめしません。
ホームページから良さそうな会社を3〜5社見つけたら、内容と予算を伝えて見積もりをお願いしてみましょう。
見積もり依頼メールの例
「住所」のマンションで「リフォーム範囲」のリフォームを考えています。
マンションは「築年数」で、部屋は「間取り」、広さは「床面積」です。
できれば「期限」ごろまでに、「予算」前後でお願いしたいです。
見積もりをお願いできますでしょうか。
現地調査のポイントについて
リフォーム会社に見積もりを依頼すると、必ず「現地調査に伺わせてください」という流れになります。(いきなり予算内の見積もりを出す会社は悪徳注意)
現地調査とは、業者の営業さんや大工さんが実際に部屋に来て、現時点での設備状況や、正確な面積、マンションのリフォーム規約などを確認して、施主の希望と照らし合わせていく作業のことです。
同時に何社も見積もりをお願いすると、わざわざ現地に出向いて、1社につき30分〜2時間、同じ話を何回もしなくてはいけないので現地調査は非常に疲れます。
私は5社にお願いしましたが、時間がなければ3社くらいでも十分だと思います。
相見積もりの仕方と値引き交渉、断り方について
現地調査が終わって各社から見積もりをもらって比較することを相見積もりといいます。
相見積もりで金額比較をして、「貴社にお願いするつもりだが、相見積もり先では〇〇円で出来ると言われたので迷っている。お値引きは可能ですか。」と値引き交渉をしてみましょう。(あからさまに嫌な顔をする会社には要注意)
交渉が落ち着いたら、依頼するリフォーム会社の最終見積書にサインをして依頼を締結させ、依頼しない会社にもお断りの連絡しておきます。
リフォーム会社をお断りするメールの例
以前は現地調査とお見積りをありがとうございました。
誠に勝手ながら別の会社に依頼する運びとなりましたので、ご一報差し上げます。
また機会がありましたら宜しくお願いいたします。
リフォーム会社の最終決定と支払いについて
リフォーム会社との契約を締結したら、費用を支払います。
最初に支払うのは全額ではなく、工事開始前に半分、工事終了後に残りの半分と工事途中の増減額を合わせた額を支払うのが定番のようです。
我が家の場合は内装リフォーム一式で「3,600,000円」の金額になり、工事途中の増減の結果最終的には「3,980,000円」になりました。
工事前の近隣への挨拶回りについて
リフォーム工事は騒音問題に繋がりやすいので、事前に周囲8部屋に挨拶として粗品を渡しておくのが無難です。
我が家の場合は、工事開始の条件としてリフォーム規約に周囲の部屋のサインが必要だったので、事前に営業さんが挨拶回りをしておいてくれました。
自分達で回る場合は、引っ越しの時の挨拶と同じく洗剤やラップなどの日用品を送るといいでしょう。
リフォーム工事の工程と期間について
いよいよリフォーム工事が始まる時になりました。
リフォームは解体工事→木工事→設備工事→電気工事→クロス工事→仕上げ工事→クリーニングの順(並行することも)に数週間〜3ヶ月かけて工程が進んでいきます。
工事の期間は、スケルトンリフォームだと数ヶ月かかりますが、ユニットタイプの水回り交換だけであれば数日で出来ます。
我が家のリフォーム期間は「1ヶ月半」かかりました。
中古マンションリノベ・我が家のビフォーアフター実例
我が家のリフォームが進んでいく様子を写真付きで以下の記事にまとめました。
実際にビフォーアフターの写真を見ることで、リフォーム工事の流れが掴みやすくなるのでご参考までにどうぞ。
玄関ドア
ドアの内側をダイノックシートでリメイクしています。
玄関収納
4つ折戸の形はそのままに、姿見をつけました。
棚を可動棚に変更しました。
ロボット掃除機のために、内部にコンセントをつけて扉をノンレール仕様にしました。
トイレと洗面所のドア
トイレ(左)と洗面所&浴室(右)につながるドアが分かりやすいようにピクトグラムのサインをつけました。
トイレ(便所)
タンクレスタイプに変更。
泡で流すのが気に入ったのでパナソニックのアラウーノにしました。
洗面所
汚れ防止のため上付き水栓のあるリクシルのエルシィにしました。
防水パンではなく、かさ上げ台を使用しています。
バスルーム(浴室)
サイズを1216から1317に変更してもらい、少し広くなりました。
廊下
リビングダイニング(居間+食事室)
カーテンをロールスクリーンに変更したので、大画面でプロジェクターが楽しめます。
壁にはピクチャーレールをつけて荷物やコートを吊るせるようにしました。
床は既存フローリングの上からフロアタイルを貼っています。
キッチン(台所)
システムキッチン(壁付けタイプ)
既存よりも幅と奥行きを縮めてもらい、コンパクトになりました。
吊り戸棚もなくしたのでスッキリです。
ベッドルーム(寝室)
クイーンベッドを置いても広々サイズです。
さいごに
マンションリフォームについての質問があれば、お気軽にお問合せください。
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