【高配当株診断】オーハシテクニカ (7628)は高配当株としてオススメ?株主優待もチェック!

医師による高配当株診断
もな
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こんにちはー!もなでーす!!

今回紹介する銘柄は東証1部上場企業のオーハシテクニカ(7628)です!

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オーハシテクニカHPより

株式投資は必ず個人の自己責任の下で行なってください.当ブログで得た情報により読者の皆様が被った不利益に対して,当管理者は一切の責任を負いません.

この記事はこんな人にオススメ!
  • 分散投資先を探している!
  • 卸売業セクターで高配当銘柄を探している!
  • 優良高配当銘柄の探し方を知りたい!

また銘柄分析にはこちらの動画を参考にしつつ,自分なりの基準も追加して判断しています.

両学長 リベラルアーツ大学より

どんな会社? 2021/12/15時点

会社概要

決算3月
設立1953.3
上場2000.1
特色自動車部品を手がける独立系メーカー。携帯電話用部品も。国内子会社をマザー工場として開発
連結事業自動車関連部品97、他関連部品3【海外】46 <21・3>
業種名卸売業
本社105-0001東京都港区虎ノ門4-3-13ヒューリック神谷町ビル
従業員<21.9>連749名 単150名(44.2歳)[年]576万円
株式10/31 14,759千株
単位100株 [貸借][優待]
時価総額 217億円
東経業種別時価総額順位自動車部品 時価総額順位 61/124社
四季報より

マネックス証券「銘柄スカウター」から引用します.

オーハシテクニカ(7628)は独立系の自動車部品メーカー.自動車部品(車体組立用締結部品,エンジン関連部品,ボディシャーシ・ブレーキ部品)の設計・販売,携帯電話・ゲーム機用ヒンジ部品(国内トップクラス)等の製造販売.圧入プロジェクション技術(自社開発の溶接技術)を核にファブレス機能(協力企業とネットワーク,約2万部品を取扱う)と自社生産(日本・米国・中国・タイに生産拠点)の両形態で約400社の日系自動車・車載機器メーカーに部品を供給.自動車関連向けが売上高の90%強.独自の精密塑性加工技術や接合技術の研究・開発,グローバル展開に向けた供給体制の構築に注力.主要取引先は日野自動車,本田技研工業,トヨタ自動車,アイシン・エィ・ダブリュ,いすゞ自動車。

オーハシテクニカHPより

取扱商品

  • 自動車部品(エンジン・ミッション関連部品,デファレンシャル関連部品,ブレーキ関連部品,ボディ・シャーシ関連部品,内外装関連部品)
  • 情報・通信関連部品(携帯電話用ヒンジ)

大株主の属性とその構成比

株主名持株数(万株)・持株比率(%)
自社取引先持株会139(9.4)
日本マスター信託口115(7.8)
みずほ銀行70(4.8)
日本生命保険66(4.4)
自社(自己株口)58(3.9)
日本カストディ信託口46(3.1)
RMBジャパン・オポチュニティーズ・ファンドLP38(2.6)
いちごトラストPTE.37(2.5)
大橋玲子35(2.3)
明治安田生命保険34(2.3)
四季報より

持株数では自社取引先持株会がトップです.ほかには信託銀行や保険会社が多数ランクインしていますね.

取引先持株会とは,自社の取引先を対象に定期的に資金を拠出し自社株を取得してもらう制度のことです.

このシステムは配当を出すことが前提の制度のため,持株会が大株主ということはそれだけ減配のリスクが小さくなります.

また投資のプロである機関投資家が多くランクインしていることから,市場から一定の評価を得ていると考えてよいでしょう.

会社業績に関して

売上高

IR BANKより
  • 「会社がサービスや商品を提供することにより得た売上金額の総額」
  • 変動幅が大きく景気敏感株の側面が強い
  • 長期的には減少傾向で懸念材料

1株あたりの当期純利益(EPS)

IR BANKより
  • 「株主が投資した株式1株あたり会社がどれだけ利益を生み出しているか」
  • 長期的なトレンドは上昇傾向
  • 直近3年のコロナショックによる下落から回復
  • 2021年3月期も目安の100円オーバーで安心材料

営業利益率

IR BANKより
  • 「売上高に対し,本業の業績によってどれだけ利益を生み出しているか」
  • 営業利益率は概ね1ケタ%
  • ただ直近5年では目安の5%は超えている
  • 事業形態を考えると利益率の大きな伸びは期待できないかも
  • 卸売業全体では約300社中29位(2021年度)と上位にランクイン!

自己資本利益率(ROE)

IR BANKより
  • 「株主が投資した資金から会社がどれだけ効率良く利益を生み出しているか」
  • 目安の10%を下回っており懸念材料
  • 自己資本比率が高すぎるのが原因の1つかも

財務状況に関して

自己資本比率

IR BANKより
  • 「企業の総資産に対して,返済の必要のない自己資本がどれくらいあるか」

有利子負債比率

IR BANKより
  • 「自己資本に対して,利息を支払う必要がある負債がどれくらいあるか」
  • 自己資本比率は70%オーバーで年々増加
  • 有利子負債はほぼゼロ
  • ネットD/Eレシオは△67.4%(2021年3月期)と実質無借金
【ネットD/Eレシオ】目安:低ければ低いほど○

D/Eレシオとは,単に有利子負債比率を%ではなく倍率で表したもの.これをさらに厳密にしたのがネットD/Eレシオであり,有利子負債から現預金を引いたものを自己資本で割ったパーセンテージで表します.

例えば有利子負債が100億円あったとしても,現預金が100億円あればすぐに返済できるため,財務的には実質無借金と判断できます.

つまりネットD/Eレシオが低ければ低いほど,さらにマイナスであれば,それだけ財務健全性が高いと言えます.

キャッシュフローに関して

IR BANKより
:営業活動によるCF「営業活動で入ってきた現金から最終的に残った資金」
:フリーCF「負債の返済や株主配当,設備投資など会社が自由に使える資金」
:設備投資「会社が成長し続けるために必要な設備に対する投資」
:現金等「いざという時の事業拡大や不景気時のための資金」
  • 営業活動によるCFはほぼ毎年きっちり黒字だが横ばいで推移
  • ネットキャッシュは217億円,ネットキャッシュ比率は50%(2021年3月期)
【ネットキャッシュ】目安:60%以上

ネットキャッシュとは,現預金と短期保有の有価証券の合計から有利子負債を引いたもの.実質的な手元資金であり企業の金持ち度合いを表します.ネットキャッシュが多い企業は株主還元を増やせる余地が大きいと考えられます.

また一般的にネットキャッシュを総資産で割ったネットキャッシュ比率が60%を超える企業をキャッシュリッチ企業と呼んでいます.

配当に関して

配当政策

配当政策に関しては2021年度の有価証券報告書に次のような記載があります.

当社では、中長期的に企業価値を高め、株主の皆様に利益を還元していくことを重要な経営課題の一つと位置づけております。

また、中間配当と期末配当の年2回の刺余金の配当を行うことを、基本方針としております。これらの剰余金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会であります。

当事業年度の期末配当金につきましては、上記の方針に則り、当事業年度の業績、今後の業績動向、財務基盤等を総合的に勘案し、1株につき32円の配当を実施することを決定いたしました。その結果、年間では昨年12月の中間配当金20円と合わせ、1株につき52円となります。

内部留保資金の使途につきましては、新事業拠点の展開、製造設備の強化、商品技術開発、人材の獲得・育成など、将来の企業価値を高める投資に活用してまいります。

なお、当社は会社法第454条第5項に規定する中間配当ができる旨を定款で定めております。

オーハシテクニカHP- 有価証券報告書- 2021年3月期 有価証券報告書より

要するに「株主に積極的に還元する姿勢はあるよ,最低限の配当額とか配当性向の目標とか具体的な数字はださないけどね」ということです.

今後の業績によっては減配するリスクもあるので注意が必要ですね.

権利確定日 2022年現在

権利付き最終日

この日までに株を購入(約定)すれば,配当金を貰う権利を取得できます.

期末配当金2022年3月29日
中間配当金2022年9月28日

権利落ち日

この日以降に株を売却しても,配当金を貰う権利は取得したままです.

期末配当金2022年3月30日
中間配当金2022年9月29日

権利確定日

この日に株を保有していれば,配当金を貰う権利を取得できます.

期末配当金2022年3月31日
中間配当金2022年9月30日

一株配当

IR BANKより
  • 「株式1株あたりに支払われる配当金額」
  • 直近10年は連続増配
  • 2022年3月期の予想配当は57円(70周年記念配当5円を含む)と着実に増配

配当利回り

IR BANKより
  • 「株価に対して,どれだけ配当を受けることができるか」
  • 毎年の増配を反映して配当利回り4%を突破

配当性向

IR BANKより
  • 「会社が生み出した利益に対して,配当金がどれだけ支払われたか」
  • 配当性向は30〜40%と成熟企業としてちょうど良い
  • ただ企業としてはキャッシュリッチであり,さらなる配当の上乗せを期待

配当性向に関しては以下の記事が参考になると思います.

【高配当株診断】配当性向とは?高い方がいいわけではない?30%が適正と言われる理由!
はじめにこんにちはー!もなでーす!!今回は高配当銘柄の分析にあたり重要な指標である配当性向について説明していきたいと思います.配当性向とは配当性向とは会社が生み出した利益を株主にどれくらい還元してくれている...

PER・PBR

PER

IR BANKより
  • 「企業の利益水準に対して現在の株価が割高か割安か」

PBR

IR BANKより
  • 「現在の株価が企業の資産価値に対して割高か割安か」

2022年1月11日現在でPER 9.16倍,PBR 0.56倍,ミックス係数は5.13です.

過去10年間の値動きと比較してやや割安で放置されているので,これは投資してもよいタイミングですね.

株主優待

優待の内容おこめ券
権利確定時3月,9月
優待利回り
四季報より

投資は株主優待目当てではないので優待利回りに関わる部分のみ載せておきます.

詳細はこちらを参照してください.

「米を家で炊かないしいらないなあ,何に使えるんだろう」と思って調べたら,米はもちろん,多くのドラッグストアでは米以外の商品にも使えるようです.

とはいえ使用場面が限られた商品券は不便だし,そもそも株主優待を出すくらいならその分を配当金に回して欲しい…

総合評価

2021年3月期目安推移
売上高29,782百万円↗︎
EPS106.1円↗︎
営業利益率7.07%10%以上↗︎
ROE4.93%10%以上
自己資本比率74.2%40%以上↗︎
有利子負債比率0.35%100%以下↘︎
ネットD/Eレシオ△67.4%低いほど○↘︎
ネットキャッシュ比率(ネットキャッシュ)50.0%(21,071百万円)60%以上↗︎
営業CF2,123百万円
一株配当52円↗︎
配当性向43.84%40%前後↗︎

ここまでオーハシテクニカ(7628)の銘柄分析をしてきましたが,ここで私の見解をポイントの形でまとめてみます.

  • 財務状況は好印象で堅実な経営
  • 景気敏感株で長期的に見れば業績は横ばい
  • 事業の中心は自動車関連部品であり,大手取引先の日系企業と一心同体
  • 自動車産業は成長産業であり,その基盤産業も同じように成長する
  • グローバル・サプライヤーとしての地位をどこまで高められるか

これを踏まえて独断と偏見でオーハシテクニカ(7628)を項目ごとに5段階評価してみます.

評価
会社業績3.5
財務状況5.0
キャッシュフロー3.5
配当4.5

過去15年間の株価の値動き

TradingViewより

オーハシテクニカ(7628)の株価と日経平均株価を比較したチャートです

「株価のチャート分析はおまじない」であり投資にあたり必要ないと思っています.チャート分析よりは企業分析の方がはるかに重要です.

ただ一時的な高騰時に高値つかみしないようにだけ注意しましょう.

まとめ

投資の世界には「卵は1つのカゴに盛るな」という格言があります.

高配当株投資では景気に左右されないように,セクターを分散したポートフォリオを組むことが重要です.

卸売業セクターで銘柄をお探しの方はオーハシテクニカ(7628)への投資を検討してみてください!

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