こんにちは、suzuです。
生後1ヶ月ごろから、子供の顔と首周りに赤いプツプツが目立つようになりました。
この記事では、乳児湿疹の対策についてまとめたいと思います。
乳児湿疹とは
ざっくりいうと赤ちゃんのできもの(皮膚炎)の総称です。
- 赤いぶつぶつしたニキビ(新生児痤瘡)
- 黄色いかさぶた(脂漏性湿疹)
- 赤い小さなプツプツ(皮脂欠乏性湿疹)
- よだれかぶれ・おむつかぶれ(接触性皮膚炎)
- あせも(汗疹)
乳児湿疹はいつからいつまで?
乳児湿疹は、新生児(0ヶ月)〜乳児(1歳)ごろまで、様子を変えて続きます。
2-3ヶ月までは皮脂が多く、湿疹はピークになります。
乳児湿疹はどこにできる?
乳児湿疹は、それぞれできやすい部位があります。
- 赤・黄色の大きなぶつぶつ、いわゆるニキビ(新生児痤瘡):顔に多い
- 黄色いかさぶた(脂漏性湿疹):頭に多い
- 茶色いカサカサ(皮脂欠乏性湿疹):四肢に多い
- 赤くただれた皮膚、いわゆるよだれかぶれ・おむつかぶれ(接触性皮膚炎):それぞれ口周り・肛門周りに多い
- 赤い小さなプツプツや赤くなった皮膚、いわゆるあせも(汗疹):首周りや脇などに多い
私の子供の場合は、頬に新生児痤瘡+額と首周りに汗疹ができました。
乳児湿疹の原因は?
乳児湿疹は、それぞれ原因があります。
- 新生児痤瘡、脂漏性湿疹:皮脂量の増加が原因
- 皮脂欠乏性湿疹:皮脂量の減少が原因
- よだれかぶれ・おむつかぶれ(接触性皮膚炎):よだれ・尿や便が皮膚に付着していることが原因
- あせも(汗疹):汗が汗腺の出口を塞いでいることが原因
特に新生児痤瘡、脂漏性湿疹、皮脂欠乏性湿疹は皮脂バランスの崩れが原因になります。
乳児湿疹の対策・治療
乳児湿疹の対策・治療は、
- 清潔
- 保湿
- 保護
の3本柱が基本です。
※湿疹がひどい場合は小児科・皮膚科を受診し抗炎症作用の薬(ステロイド)を処方してもらってください。
①清潔
乳児湿疹対策1つ目は、皮膚を清潔に保つことです。
具体的には、皮脂や汗をベビーソープできちんと洗って落とす、口周りは汚れたらこまめに拭く、オムツをこまめに替える、などです。
間違ってもゴシゴシ擦ったりしないでくださいね!
乳児湿疹におすすめのベビーソープ
乳児湿疹には、抗炎症作用のある薬用ベビーソープ(医薬部外品)がおすすめです。
具体的にはヒノキチオール配合のビーンスタークや、グリチルリチン酸ジカリウム配合のピジョンももの葉、メディベビー、西松屋あわぴよ などの商品です。
あわぴよはLDKランキングでも1位を獲得しているほどの実力派なのに低価格とコスパ最強なので、(西松屋が近くにあれば)ぜひ購入を。
②保湿
乳児湿疹対策2つ目は、「適度に」保湿することです。
「適度に」がポイントで、ベタベタもカサカサもせずにサラサラな肌を保てるように保湿剤を使い分けましょう。
全身はローション・ミルク・フォームで軽めに、乾燥しやすい四肢はクリームで重めにするといいです。
乳児湿疹におすすめの保湿剤
乳児湿疹には、病院でも処方されるヘパリン類似物質が含まれる薬用保湿剤(医薬部外品)がおすすめです。
ヘパリン類似物質であれば基本的にはどの商品でも良いので、ローションやクリームなど肌の状態に合わせた種類の使い分けを意識しましょう。
「全く保湿しない方がいい」「ワセリンで保湿したほうがいい」はどちらも間違いで、繰り返しになりますが「適度に」とがポイントですね。
お風呂後のケアをさっさと済ませたいママは手がベタベタにならないスプレータイプがおすすめです。
③保護
乳児湿疹対策3つ目は、皮膚を原因物質から保護することです。
よだれかぶれ・おむつかぶれなどの接触性皮膚炎は事前にワセリンで保護しておくことで予防・悪化防止になります。
また汗疹は汗が皮膚に留まらないようにベビーパウダーで保護しておくことで、予防・悪化防止になります。
保護剤は清潔な状態で塗るのが基本です。ワセリンとベビーパウダーを状況に応じて使い分けましょう。
乳児湿疹におすすめのワセリン
乳児湿疹におすすめのワセリンは、純度の高いサンホワイトです。
特にシルキーはポンプ式で使いやすい上に伸びが良くベタつきにくい唯一無二のワセリンなので、迷ったらシルキーを買いましょう。
乳児湿疹におすすめのベビーパウダー
乳児湿疹におすすめのベビーパウダーは、吸水性の高いコーンスターチの割合が多いもの(必ずしもタルクフリーでなくてよい)です。
和光堂シッカロールは色々種類がありますが、コーンスターチメインのものは「ナチュラル」だけなので注意です。
ピジョンももの葉はタルクフリーかつ無香料なので、シッカロールの香りが苦手なママはこちらがおすすめです。
どちらもプレスト(固形)ではないので飛び散り・吸い込みに注意して塗りましょう。
さいごに
おすすめスキンケアグッズをいくつかあげたので、肌の状態に合わせて使い分けてもらえればと思います。(これを使えば治るというものではないです)
また自宅で出来ることはあくまで予防や悪化防止なので、必要なタイミングで各自皮膚科・小児科を受診してくださいね。
これを読んだママの赤ちゃんのお肌が綺麗になりますように。
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