こんにちは、suzuです。
数年後に子供にそろばんを教えたいと思っているので、情報を簡単にまとめました。
そろばんとは
そろばん(珠算=しゅざん、英語ではabacus(アバカス)、中国語では算盤(スワンパン))は計算をするための道具のことです。
現代の電卓ですね。
そろばんは何歳から始められる?
そろばんを習い事として始めるのは、年少以降(3歳後半)が良さそうです。
モンテッソーリ教育でも4歳ごろが数の敏感期とされていますし、数の概念が分かるようになったあたりが良さそうです。
逆にそろばんを習い始めるリミットは小1までとされています。
理由として、小2以降は筆算での計算を習うのでそろばんでの計算方法が混乱に繋がります。
数の概念を身につけるには、小1で使う「算数セット」に入ってるようなブロックを使うのが良さそうです。
また、習う期間は数ヶ月〜半年が多いようです。
ただ、実際に身につけるのは毎日の積み重ねが大切なので家庭学習(伴走)が必要なタイプの習い事ですね。
そろばんのメリット・デメリット
そろばんは習い事ランキングでも10位以内には必ず入っています。
メリット・デメリットはあるのでしょうか?
メリット
- 圧倒的な計算力(特に暗算)がつく
- 指先を使うので脳の訓練になる(ピアノが人気の理由と同じ)
- そろばん検定(珠算検定)があるのでモチベを保ちやすい
- 筆算の答えの検算方法として使える
- フラッシュ暗算など頭が良さそうなイメージがある
要は頭の中に電卓がある状態になるので、計算が早いだけではなく間違えにくくなるのは大きなメリット。
中学受験は算数で差がつくと言われているため、アドバンテージになりそうです。
デメリット
- 数学的思考の訓練にはならない
- 途中式が不明
- 教えてくれる教室が少ない(オンライン教室やアプリを活用する必要性あり)
- そろばんでの計算方法を学ぶのに時間がかかる
当たり前ですが、そろばん計算を身につけるのに時間がかかるため、初歩的な計算であればくもん算数や影山式100マス計算での反復学習で鍛えた方が早いかもしれません。
また、例えば19×19までの2桁を暗算するのに「おみやげ算」という考え方があるのですが、そろばんを習うのみだとそういった計算の工夫意欲には全く繋がりません。
おうちそろばんを始めるために揃えたいもの
実際に大人がまず取り組んでみました。
そろばん本体
私はワンタッチ式(ご破算=リセットボタンがついている)+23桁のものを買いました。初心者は安い物(2000円未満)で十分でしょう。
「そろタッチ」などのそろばんipadアプリもありますが、まずは実際に触ってみた方が感覚を掴みやすいと思いました。
そろばん教本
私はAmazonのKindleにあった石戸式の教本を使いました。
大学生そろばんYoutuberのshunさんの動画も勉強になりました。
子供用の教材はパッチートレーニングが良さそうでした。
九九ポスター
そろばんは、5の補数、10の補数、九九を使って計算をします。
すなわち丸暗記が必要なので、我が家ではお風呂やリビングにポスターを貼りました。(壁がボロボロですみません)
大人がそろばんを学んでみて
くもんやそろばん教室に通ったことのない私が1ヶ月ほど教本をもとにパチパチしてみた結果、ある程度のところ(見取り算=足し算引き算、簡単な掛け算と割り算)までは出来るようになりました。
個人的に算数が出来るようになるには、以下が大切と感じます。
- ①頭の中にイメージを置いておく力(ワーキングメモリ)
- ②頭の中でイメージを動かす力
- ③頭の中からイメージを呼び出す力(九九などの暗記項目)
例えば私が暗算で18×17をするとき(上記のおみやげ算を使用)、18+7は②、25を①、7×8は③、250+56は②という感じで使っています。
しかし、この時そろばん暗算を使用して解くと、ほとんど②を使って解いている(③は前提として)気がするのです。一時記憶を使わずに右脳で答えが出る不思議な感覚があります。
この「気持ち良い」感覚さえ掴めれば、そろばんは楽しいと思えるのではないかと思います。子供とも今後共有したいですね。
おうちそろばんの取り組み記録
1歳〜
数の概念を身につけるために、100球そろばんで数唱したり10の補数を教えたりしています。
ボイラの100球そろばんは、幼児教室ベビーパークでも採用されており、大きくカラフルで扱いやすいです。
またフラッシュカード(ドッツカード)で遊んでいます。
こぐま会のかずカードはトランプより一回り大きいサイズで扱いやすいです。
またドッツ・数字・ブロック・飴玉と同じ数を別の表現で4回も表してくれているので感覚が掴みやすそうです。
3歳〜
そろばん開始予定!また追加します
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