【クリンネスト解説】掃除の基礎知識と最低限必要な7つの掃除用洗剤

共働きの家事

こんにちは、suzuです。

掃除好きが高じて、このたびクリンネスト(お掃除のプロ)1級 の資格を取りました!

学んだことを簡単にまとめておきます。

掃除の基礎知識

まず掃除用洗剤は場所ごとに揃えていましたが、資格取得のなかで汚れの性状を考えて用途別に洗剤を分けることが賢明だと学びました。

具体的には

  • ホコリ系:中性洗剤
  • 油系:アルカリ性洗剤、酸素系漂白剤
  • 水垢系:酸性洗剤、酸性クレンザー
  • カビ系塩素系漂白剤

のような形です。これは化学的な相性に基づいていますが、加えて長時間・強摩擦・高温度などもポイントになります。

クレンザー、酸性漂白剤、塩素系漂白剤、酸性洗剤、アルカリ性洗剤、中性洗剤

最低限必要な掃除用洗剤7つ

ウタマロクリーナー

ウタマロクリーナーは中性洗剤の泡スプレーです。

水拭きで落ちない汚れには素材を痛めにくいマイルドな中性洗剤をまず使うので、一家に一本はあるべき洗剤です。雑巾に吹きかけて床掃除もできます。

特に中性洗剤は化学反応ではなく界面活性剤の作用で汚れを落とすため、液体よりも泡タイプがオススメです。

個人的にはスッキリとしたグリーンハーブの香りがお気に入りです♪

パストリーゼ

パストリーゼはアルコールの液体スプレーです。

洗剤に分類されるかは不明ですが、アルコールは意外にも中性で、溶解作用によって多少の汚れを落とすことができます。

手指やテーブルの消毒だけでなく、果物の表面消毒にも使えます。

※革製品やワックス床使うと白く変色するので注意

パイプユニッシュ

パイプユニッシュは、油汚れやコゲつき、髪の毛による排水管の詰まりなど、ひどい汚れに対応可能な粘性のある強アルカリ洗剤です。

さらに鍋を温めたり排水管にお湯を流したりと、熱を加えることでより汚れが落としやすくなります。洗剤自体がかなり強いので、業務用手袋や換気を忘れずにしてください。

強アルカリ性は、油を分解する水酸化ナトリウムと、髪の毛を分解する次亜塩素酸ナトリウムによるものです。

オキシクリーン

オキシクリーンは酸素系漂白剤(アルカリ性)です。キッチン小物のつけ置きに使います。ワイドハイターでも可です。

クエン酸ウェットシート

クエン酸水はナチュラル洗剤なので一見弱そうに思えますが、実は強酸性に分類されます。

水垢や石鹸カスなどの白い汚れや茶色い尿石汚れなどの「アルカリ汚れ」を、こびりつく前にクエン酸シートでサッと拭いてしまいましょう。我が家はトイレに置いています。

酸性クレンザー

クレンザー。上記のクエン酸シートでも落ちない「アルカリ汚れ」は、酸性クリームクレンザーで擦りましょう。(素材に注意!)

スポンジではなくサランラップをまるめたもので擦ると良いです。洗剤を流し終えたら、再度水垢がつかないようにスクレーパーかタオルで拭き上げをしてください。

キッチンハイター

お風呂や洗濯槽のカビには塩素系漂白剤がオススメです。

カビ(真菌)は汚れというより生き物なので、殺さないと増えていきます。カビは擦って落とすのではなく漂白が基本なので、泡を吹きかけてラップなどで密着させて放置でOKです。

アルカリ性なので、キッチンの油汚れや排水溝の滑り、前述したトイレのカビやピンク汚れにも使えます。カビキラーでもOKです。

さいごに

まとめると、

  • まず試したい床やテーブルなど広い範囲の軽い皮脂汚れ→中性泡スプレー
  • キッチンの油汚れ→軽ければ中性泡スプレー/重ければ強アルカリ性ジェルや酸素系漂白剤
  • ピンクぬめりや黒カビ→塩素系の泡漂白剤
  • 排水溝の詰まり→強アルカリ性ジェル
  • トイレの尿汚れ、鏡やステンレスの水垢→軽ければクエン酸ウェットシート/重ければ酸性クリームクレンザー

参考書籍

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