こんにちは、suzuです。
我が家はリノベの際、全ての部屋で真っ白な漆喰の塗り壁風ビニールクロスを選びました。
リノベ当時は「ティファニーブルーのアクセントクロスを使いたい♪」など脳内お花畑でしたが、じっくり考えた結果、我が家にアクセントクロスはいらないという結論になりました。
今回は、
- アクセントクロスとは
- 人気のアクセントクロス採用箇所
- アクセントクロス導入の失敗例
- アクセントクロスを採用しない3つの理由
についてまとめておきます。
アクセントクロスとは
ホワイト、ベージュ、グレーなどの標準的なカラーの壁紙がメインだが一部のみ強調されるような色や柄の壁紙を一部に用いる手法において、その強調された壁紙のことです。
人気のアクセントクロス採用箇所
- リビングのTVボード背面
- キッチンのカップボード背面
- お風呂やトイレの1面
- 子供部屋
- クローゼットや収納の内部
TVボードやカップボードの背面は目線が集まりやすい壁なので、アクセントクロス採用箇所として人気です!
またお風呂やトイレなどインテリア性を出しにくい場所で、1面だけアクセントクロスを用いて個性を出す例も多いですね。
居室は失敗しないか心配という人は、WICやパントリーなどの目につかない収納内部でアクセントクロスを楽しんでいる印象です。
アクセントクロス導入のよくある失敗例
アクセントが強すぎる
キャラクターや花など派手な柄物を1面だけに採用すると、標準クロスとの差が激しすぎて壁が浮きます。
トイレなどの狭い空間で起こりやすい失敗です。
アクセントが弱すぎる
クロスには「面積効果(同じ色でも小さな面積より大きな面積の方が明度・彩度ともに高く見える)」があります。
サンプルを参考に濃淡のみをアクセントとしてクロスを選ぶと、標準クロスと色味が近くなりぼんやりとしたアクセントになります。
グレーホワイトの標準クロスにグレーのアクセントクロスなど、無彩色でのコントラストを選んだ場合に多いです。
我が家がアクセントクロスを採用しない3つの理由
飽きやすい
アクセントクロスはよく目に入るので非常に飽きやすいです。
また年齢や環境で好みの柄は変わります。幼少期はいいですが、派手な色柄に囲まれた子供部屋で中学生が自室で落ち着いて勉強できるでしょうか?
私は実家子供部屋のピンクのクロス(幼少期の自分が選んだらしいが全く覚えていない)が嫌だったので、同じ思いをする子供が減って欲しいと願います笑
配置換えができない
その家での生活やインテリアがある程度固定しているならいいですが、新居の場合はこれからの生活がまだ不透明ですよね。
アクセントクロスを使用すると家具の位置が変えられなくなったり、子供部屋→書斎など部屋の役割変更ができなくなります。
「住人と一緒に家も育つ」というように、家の役割はその時々で変わるので柔軟な対応ができるほうが無難です。
コストがかかる
壁紙は1巻(ロール)単位で購入することが多いので、できるだけ同じものを使用したほうが無駄がなく費用面で安く済みます。
またアクセントクロスがなければ施工業者の手間も減り、工事が早く終わります。
さいごに
アクセントクロスはうまく使えばおしゃれですが、諸刃の剣でもあります。
我が家が採用した壁紙クロスは、サンゲツのジェラート風塗壁「SP9554(旧SP2136)」です。※廃盤
これからリノベを始める人は、全面同じ壁紙クロスをぜひご検討ください。
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